ラルゴ

50歳の元旦にブログ始めます。音楽を中心に書いていきます。これからはラルゴ(きわめてゆっくり)生きていきたいなあ~

ホルスト「惑星」 マゼール


ものすごく久しぶりに更新
なぜひさしぶりかというと、ずっと音楽から遠ざかっていたから
なぜ遠ざかっていたかというと、仕事を理由にオケ(アマチュア)も休団中で
そういうときって
CD(特にクラシック)を聴くだけの余裕(?)というか体力(?)もなく
そうしているうちにコロナが猛威を振るい、コンサートにも行けなくなってしまった


いつもだったら5月のGWに娘のいる東京に遊びに行って
コンサートや観劇をするところだけど
それどころではなく・・・・・


本当に、こんなことになるなんて、1年前には予想もできなかった・・・・



なぜ、今日、久しぶりに更新しているかというと
夫が最近スピーカーを作るのに凝っていて(!)
何種類も作ったり改良したりしている



お気に入りの音になったみたいで、スピーカーを変えて聴き比べたりしているので
私も久々に音楽をいろいろ聴いている

ホルスト「惑星」

指揮:ロリン・マゼール


ちょっと前に必要に迫られて「木星」をいろいろ聴いていた時期があって
いろいろ聴いた中で一番好きな「木星」がこれ


でも、今聴くと「あれ、こんな曲だった?」
っていうくらい忘れている


スピーカーがよくなったせいか
ひとつひとつの楽器の音がクリアーでうれしい

たぬき 歌舞伎座 2019.12

先月、埼玉に住む妹と2人で歌舞伎座に歌舞伎観劇に行った

演目は
たぬき
村松風二人汐汲
檀浦兜軍記 阿古屋

ちょうど1年前、初めて歌舞伎を観て、すっかりハマってしまった
深いところは全然わからないけれど、それでも十分楽しめる
なんといっても日本人だからね!
イタリアオペラを楽しむのとは違っている
(オペラも好きだけど)


「たぬき」
流行していたコレラで死んだと思われていた柏屋金兵衛(中車)が火葬場で生き返る
(というか酔いがさめて起き上がる)
「死んだと勘違いするなんて」と、妻に対して怒る金兵衛だが
「そうだ、死んだことにして、妾のお染と人生一から楽しくやり直すチャンスじゃあないか」
と思い直し、こっそりと妾のお染の家に行く
ところが、お染は自分の死を全く悲しんでいないどころか、男までいた!
妻にも妾にも失望した金兵衛は、妾の家に置いていたへそくりを持ち出し、姿を消す


その後、金兵衛はへそくりを元手に生糸の商売を起こし、商売一筋、財を成していく
商売仲間と故郷を訪れた甲州屋長蔵こと金兵衛は、芝居茶屋でお染の兄、太鼓持ちの蝶作に再会する
とぼけ続ける金兵衛(このあたりが実に「たぬき」)
とぼけながらも蝶作に「妹に会ってやってほしい」と頼まれ、ついに妻と妾を連れてほしいと頼む
お寺の境内で待つ金兵衛
(このお寺で、たぬきが逃げ出す騒動がかぶさっていておもしろい)
お染とすれ違う金兵衛
しかし、金兵衛の心は動かなかった
妻のおせきは「金兵衛に似た男になど会いたくない」とけんもほろろな態度
ところが、女中のお島に手をひかれて息子の梅吉がやってきた
梅吉はすぐに「お父ちゃんだ」と気づく
「お父ちゃん」とさけび続ける梅吉の姿を見て、金兵衛は家に帰る決心をした


というストーリー
(ストーリー書くの大変だなあ~筋書と首っ引きだった
分かりやすい話のようでも長いから・・・・)

で、この、金兵衛を中車(香川照之)が演じていて
これが素人目にもすごくよかった
特に、妻も妾も自分の死が悲しんでもらえていない
それどころか「死んでせいせいした」とばかりの2人を目の当たりにしたときのあわれがすごくよかった
本当に話の中に引き込まれていったという感じだった

「たぬき」は新歌舞伎というジャンルらしい
大佛次郎作 昭和28年初演


長くなりすぎたので、続きはまた今度

謹賀新年

このブログはじめて1年が経った

この間の12月に娘がいる東京に遊びに行った

そして、埼玉に住む妹と2人で歌舞伎座に歌舞伎観劇に行った
すごくよかった!
詳しくは次回

年末 N響第九の後は、今年も中華食べ放題

12月25日にN響の第九を聴きに行った後

渋谷はすごい人だった

クリスマス一色

今年もコンサートの後は中華食べ放題

娘と2人でかなり食べた


年末の恒例行事になりそう

2019 N響第九 シモーネ=ヤング

12月25~27日に東京に行ってきた
東京にいる娘にかこつけて、
ここ数年は年末に東京に行ってN響の第九を聴いている

今年の指揮者は、シモーネ=ヤング
オーストラリア出身の女性指揮者
N響とは3度目の共演だそう

第1楽章が、今まで聞いたことがないぐらい「ねっとり」というか「ふんわり」というか独特の感じで、
最初は「面白いなあ~」と思って聴いていたけれど、
なんか、ベートーベンの曲じゃないような気がしてきた

悪いということじゃないけど、「こんな演奏もあるんだ!」という驚きというのかな


第3楽章~第4楽章にかけては
さすがに引き込まれる演奏だったな


こんなに有名な曲だと、指揮者による演奏の違いが聴く人にもすごくわかるから
面白いというか、怖いというか・・・・


ところで、今年の第九でもっとびっくりしたのが
渋谷駅からNHKホールに行く道が人でいっぱいで全然進まないこと!
19時開演で、渋谷駅には18時ちょっとすぎには着いていたのに
全然歩けないから遅れそうになった


交通整理している人に尋ねたら
代々木公園のイルミネーションを見に行く人の行列だとか・・・・

NHKホールの前は、こんなイルミネーションだったけど
(昨年も確かこんなイルミネーションだったけどなあ)
このあたりも人があふれかえっていた
クリスマスだから特に多かったのかなあ??


いや~
東京って本当に人が多い!